COLUMN

2020.02.25

親御さん必見!幼稚園児におすすめな習い事とそれぞれのメリット

幼稚園に通う子どもがいる家庭では、習い事をいつからはじめさせるかが悩みどころですね。何も習わせる気がなくても、周りの子どもたちの習い事の話を聞くと、「何か習わせたほうがいいのでは!?」と焦ってしまうものです。逆に、自分が習いたかった習い事を子どもに習わせたいという意欲に燃えている親御さんもいるでしょう。そこで、今回は、幼稚園児から習い事をはじめるメリット・デメリットについて紹介します。あわせて、おすすめの習い事、費用相場などについても説明します。

幼稚園入園までに習い事をはじめている家庭は多い!


幼稚園入園までに習い事をはじめている家庭は多いといわれています。特に、3歳くらいから習い事に通わせはじめる親御さんがもっとも多いようです。周りの子どもで習い事をしている子が多いと、うちの子どもも何かさせたほうがよいかもしれないという考えになりやすいものです。幼い頃のほうが何事も順応力が早いので、小学校に入ってから習い事をするのでは遅すぎるという考えの親御さんが増えてきました。また、3歳くらいになると、自分からしたいことを主張するケースも出てきますので、子どものやりたいことを優先して習い事をさせてもよいでしょう。

幼稚園児から習い事をはじめるメリットは何?


幼稚園児から習い事をはじめるメリットはたくさんあります。まず、幼稚園児の時期に新しいことをすると、脳が活性化しやすくなります。家と幼稚園の往復で1日を終えてしまうよりも、習い事で新たなことを学んだほうが、脳に刺激がいきやすいです。加えて、家で親御さんが何かを教えるよりも、専門の先生について教わったほうが、正しい知識が身につくでしょう。特に、楽器やスポーツなどは、家で親御さんが教えるには限界があります。また、成長してからも役立つスキルが身につくメリットがあります。たとえば、英語に幼いうちから慣れておくことで、今後英会話へのハードルが下がるかもしれません。運動系の習い事であれば、現代っ子に多い、運動不足解消も望めます。水泳は、海などに行って万が一溺れたときの助けとなります。工作などの習い事は、家では使わないような工具を使うこともあるため、不器用解消にもつながっていきます。さらに、「できた!」という達成体験は、つぎに何かをチャレンジする意欲にもつながるでしょう。 このように、あらゆる習い事は、ゆくゆくは幼稚園や小学校で役立つものが多いのです。そのため、後々の子どもの自信につながる可能性が広がります。単純に技術以外にも、早いうちから集団で行動する機会を得る、先生の話をじっと座って聞くなどは、これからの成長の過程で役立ちそうですね。ほかにも、習い事先の教室で交友関係が広がるというメリットもあります。小学校に進級するときに、習い事がいっしょの友達がいれば心強く思うことでしょう。

デメリットについてもおさえておこう


幼稚園児からはじめる習い事には、デメリットもあります。たとえば、あまりにも習い事を詰め込み過ぎると、子どもの遊びの時間が減ってしまいます。子どもは遊ぶのが仕事だという言葉があるように、子どもにとって自由に遊ぶ時間は大切です。遊びの中で、自分たちでルールを作ったり、ときにはケンカもしたりすることで、子どもは成長していきます。習い事のように、何か目標を決めてそれに向かい努力していくことも大切ですが、自由な遊びの中で自然に身についていく力もあるでしょう。 さらに、習い事の時間によっては、子どもの睡眠時間が削られてしまう恐れもあります。子どもにとって、睡眠はとても重要なものです。なぜなら、睡眠中には成長ホルモンが分泌されるからです。子どもの健全な成長のためには、こういったホルモンがリズム良く分泌されなくてはなりません。睡眠時間が脅かされると、体にさまざまな不調があらわれるでしょう。また、睡眠習慣は、心の安定や学力面にも影響を及ぼします。たとえば、年齢が低い場合睡眠不足や不規則な睡眠のリズムは、攻撃性やイライラするという形で症状にあらわれるでしょう。朝起きられなくなる、忘れ物が増えるなどの懸念もあります。身体面では肥満になりやすいといった報告まであるのです。睡眠不足によってここまでのデメリットがあるので、習い事に熱心になるのはよいですが、子どもの睡眠時間を確保するということを忘れないでくださいね。 さらに、習い事によって家族だんらんの時間が減ることも懸念されます。家族だんらんの時間がとれないと、子どもは親と話す機会が減ってしまいますし、親も子どもの悩みなどに気づきづらくなるでしょう。子どもは親からの愛情をしっかりと感じることができないと、心が不安定になってしまうこともあります。また、親御さんにとっても習い事の送迎をいくつもこなすのは負担になってしまうでしょう。習い事によって家族が疲弊してしまっては元も子もありません。親も子どもも無理せずに続けられる範囲での習い事を考えていきましょう。

ママ目線!幼稚園児におすすめな習い事5選とそれぞれのメリット


幼稚園児におすすめな習い事の1つ目は、幼児教室です。さまざまな幼児教室がありますが、共通しているのは、考える力や解決する力など基礎能力が養われるというところでしょう。そのため、子どものいろいろな能力の土台作りが期待できます。また、子どもだけでなく、親御さんの育児の悩みや疑問を解決するヒントを得られるというのも魅力的です。なかには、小学校受験に特化した幼児教室もあります。志望校ごとの対策を行ったり、受験情報を教えてくれたりもするため、今後小学校受験を考えているのであればおすすめです。 2つ目は、英語教室です。小学校でも英語の授業は必修化されていますので、幼児期から英語に慣れ親しむというのは効果的な選択です。英語は、この先中学校、高校へ進学するにあたっても勉強しなければならない科目なので、将来的な自信にもつながります。はじめのうちは歌を歌ったりゲームをしたりするため、英語へ苦手意識を持つことなく楽しく続けられるでしょう。 3つ目は、水泳教室です。運動系の習い事の中でも、0歳半からと比較的早い段階から習わせることができるのが特徴です。心肺機能が鍛えられるほかにも、風邪がひきにくくなったという意見もあります。小学校に上がってからはじめて水泳の授業を経験すると戸惑うこともあるでしょう。しかし、あらかじめ水泳教室に通って水に慣れていれば、水泳の授業で苦労しないというメリットがあります。早くからはじめればそのぶん上達も早いので、「水泳でオリンピックを目指したい!」なんて野望を持つ子どもにもよいかもしれませんね。 4つ目は、芸術教室です。絵や工作には正解がありませんので、表現力や創造力を豊かにさせたいと考えている親御さんにおすすめです。家では使うことのできない道具を使える、思い切り絵や工作が楽しめるとういうのは、芸術教室ならではです。子どもにとって、ストレス発散にもなり得るでしょう。また、幼稚園で出た宿題を手伝ってくれるところもありますので、親御さんとしてもうれしいポイントです。なかには、完成した作品から、子どもの心理状態まで見てくれる教室もあります。 5つ目は、ダンス教室です。ダンスといっても、バレエ・ヒップホップ・チアダンスなど、さまざまな種類があります。バレエは女の子に習わせる場合が多く、姿勢がよくなったり柔軟性が身についたりといったメリットがあります。ダンスグループをテレビなどで見て、子ども自らヒップホップをやってみたいと言い出すケースもあるでしょう。中学校の授業で必修化していることもあり、進学後も役立ちます。リズム感を身につけたり、体で何かを表現したりすることができるようになれば、将来ダンスグループで活躍したいという夢の後押しにもなるかもしれません。チアダンスは集団で行動することから、礼儀正しさや元気にあいさつする習慣などが身につきます。いずれにしても、体力だけでなく人前に出ても恥ずかしがらないようにふるまう自信が身につくのも、ダンスの魅力といえるでしょう。

知っておきたい習い事にかかる費用相場


習い事にかかる月謝の平均相場は5000~1万5000円です。これ以外にも、各習い事によって初期費用がかかる場合があります。たとえば、スポーツ系の習い事だったら、ユニフォームや競技に必要な道具などをそろえなくてはなりません。英語や幼児教室では、テキスト代や模試代がかかります。このほかにも、送迎がある習い事の場合は送迎代、発表会などがあれば、その費用が必要になることがあります。ただし、習い事の種類や頻度によって差があるため、詳しい費用については習わせたい教室に直接聞いてみるのがよいでしょう。 また、かかる総費用はいつまで習わせたいかによっても変わってきます。習い事は、いつかは辞めるときが来るものです。年齢が上がるにつれ費用が高くなる場合がありますし、ユニフォームなどがある場合は、成長につれて買い替えも必要となります。小学校に上がるとき、コンクールで賞をとったときなど、辞めどきは人それぞれです。なかには、習い事から仕事につながったなど、長いスパンで続けていく習い事もあるでしょう。どういった時期になったら辞めるのかを考えておくと、総額でどれくらいの費用がかかるのか想像しやすくなります。

習い事の頻度や数はどのくらいがいいの?


幼稚園児にとっては、大人が当たり前だと思っていることでも、さまざまなことが未知の体験です。そのため、外遊びや家での手伝いなど、日常の体験をすることも、子どもにとっては大切な時間となることを忘れてはなりません。ですので、1週間習い事に通いづめにするのはおすすめできません。毎日続けての習い事だと教室に通うだけで疲れてしまいますし、ひとつひとつの習い事に対しても身が入らなくなるおそれがあります。また、送迎する親御さんの負担にもなります。親子共倒れしてしまっては、せっかく通わせている習い事がもったいない話です。 子どもの体力や経済面から習い事の頻度や回数について考えると、週に2種類くらいの習い事をさせている家庭が多いようです。週に2種類程度なら、十分家族だんらんを過ごす時間がとれますし、習い事以外のことにも時間を割くことができます。ただ、個人差があるため、子どもの様子を見ながら決めるのが一番です。運動系からひとつ、文化系からひとつなど、無理なくバランスのとれた習い事ライフを送らせましょう。

幼稚園児の習い事を選ぶときにチェックしておきたいこと


幼稚園児から習い事をはじめるメリットはたくさんあります。まず、幼稚園児の時期に新しいことをすると、脳が活性化しやすくなります。家と幼稚園の往復で1日を終えてしまうよりも、習い事で新たなことを学んだほうが、脳に刺激がいきやすいです。加えて、家で親御さんが何かを教えるよりも、専門の先生について教わったほうが、正しい知識が身につくでしょう。特に、楽器やスポーツなどは、家で親御さんが教えるには限界があります。また、成長してからも役立つスキルが身につくメリットがあります。たとえば、英語に幼いうちから慣れておくことで、今後英会話へのハードルが下がるかもしれません。運動系の習い事であれば、現代っ子に多い、運動不足解消も望めます。水泳は、海などに行って万が一溺れたときの助けとなります。工作などの習い事は、家では使わないような工具を使うこともあるため、不器用解消にもつながっていきます。さらに、「できた!」という達成体験は、つぎに何かをチャレンジする意欲にもつながるでしょう。 このように、あらゆる習い事は、ゆくゆくは幼稚園や小学校で役立つものが多いのです。そのため、後々の子どもの自信につながる可能性が広がります。単純に技術以外にも、早いうちから集団で行動する機会を得る、先生の話をじっと座って聞くなどは、これからの成長の過程で役立ちそうですね。ほかにも、習い事先の教室で交友関係が広がるというメリットもあります。小学校に進級するときに、習い事がいっしょの友達がいれば心強く思うことでしょう。

デメリットについてもおさえておこう


幼稚園児からはじめる習い事には、デメリットもあります。たとえば、あまりにも習い事を詰め込み過ぎると、子どもの遊びの時間が減ってしまいます。子どもは遊ぶのが仕事だという言葉があるように、子どもにとって自由に遊ぶ時間は大切です。遊びの中で、自分たちでルールを作ったり、ときにはケンカもしたりすることで、子どもは成長していきます。習い事のように、何か目標を決めてそれに向かい努力していくことも大切ですが、自由な遊びの中で自然に身についていく力もあるでしょう。 さらに、習い事の時間によっては、子どもの睡眠時間が削られてしまう恐れもあります。子どもにとって、睡眠はとても重要なものです。なぜなら、睡眠中には成長ホルモンが分泌されるからです。子どもの健全な成長のためには、こういったホルモンがリズム良く分泌されなくてはなりません。睡眠時間が脅かされると、体にさまざまな不調があらわれるでしょう。また、睡眠習慣は、心の安定や学力面にも影響を及ぼします。たとえば、年齢が低い場合睡眠不足や不規則な睡眠のリズムは、攻撃性やイライラするという形で症状にあらわれるでしょう。朝起きられなくなる、忘れ物が増えるなどの懸念もあります。身体面では肥満になりやすいといった報告まであるのです。睡眠不足によってここまでのデメリットがあるので、習い事に熱心になるのはよいですが、子どもの睡眠時間を確保するということを忘れないでくださいね。 さらに、習い事によって家族だんらんの時間が減ることも懸念されます。家族だんらんの時間がとれないと、子どもは親と話す機会が減ってしまいますし、親も子どもの悩みなどに気づきづらくなるでしょう。子どもは親からの愛情をしっかりと感じることができないと、心が不安定になってしまうこともあります。また、親御さんにとっても習い事の送迎をいくつもこなすのは負担になってしまうでしょう。習い事によって家族が疲弊してしまっては元も子もありません。親も子どもも無理せずに続けられる範囲での習い事を考えていきましょう。

ママ目線!幼稚園児におすすめな習い事5選とそれぞれのメリット


幼稚園児におすすめな習い事の1つ目は、幼児教室です。さまざまな幼児教室がありますが、共通しているのは、考える力や解決する力など基礎能力が養われるというところでしょう。そのため、子どものいろいろな能力の土台作りが期待できます。また、子どもだけでなく、親御さんの育児の悩みや疑問を解決するヒントを得られるというのも魅力的です。なかには、小学校受験に特化した幼児教室もあります。志望校ごとの対策を行ったり、受験情報を教えてくれたりもするため、今後小学校受験を考えているのであればおすすめです。 2つ目は、英語教室です。小学校でも英語の授業は必修化されていますので、幼児期から英語に慣れ親しむというのは効果的な選択です。英語は、この先中学校、高校へ進学するにあたっても勉強しなければならない科目なので、将来的な自信にもつながります。はじめのうちは歌を歌ったりゲームをしたりするため、英語へ苦手意識を持つことなく楽しく続けられるでしょう。 3つ目は、水泳教室です。運動系の習い事の中でも、0歳半からと比較的早い段階から習わせることができるのが特徴です。心肺機能が鍛えられるほかにも、風邪がひきにくくなったという意見もあります。小学校に上がってからはじめて水泳の授業を経験すると戸惑うこともあるでしょう。しかし、あらかじめ水泳教室に通って水に慣れていれば、水泳の授業で苦労しないというメリットがあります。早くからはじめればそのぶん上達も早いので、「水泳でオリンピックを目指したい!」なんて野望を持つ子どもにもよいかもしれませんね。 4つ目は、芸術教室です。絵や工作には正解がありませんので、表現力や創造力を豊かにさせたいと考えている親御さんにおすすめです。家では使うことのできない道具を使える、思い切り絵や工作が楽しめるとういうのは、芸術教室ならではです。子どもにとって、ストレス発散にもなり得るでしょう。また、幼稚園で出た宿題を手伝ってくれるところもありますので、親御さんとしてもうれしいポイントです。なかには、完成した作品から、子どもの心理状態まで見てくれる教室もあります。 5つ目は、ダンス教室です。ダンスといっても、バレエ・ヒップホップ・チアダンスなど、さまざまな種類があります。バレエは女の子に習わせる場合が多く、姿勢がよくなったり柔軟性が身についたりといったメリットがあります。ダンスグループをテレビなどで見て、子ども自らヒップホップをやってみたいと言い出すケースもあるでしょう。中学校の授業で必修化していることもあり、進学後も役立ちます。リズム感を身につけたり、体で何かを表現したりすることができるようになれば、将来ダンスグループで活躍したいという夢の後押しにもなるかもしれません。チアダンスは集団で行動することから、礼儀正しさや元気にあいさつする習慣などが身につきます。いずれにしても、体力だけでなく人前に出ても恥ずかしがらないようにふるまう自信が身につくのも、ダンスの魅力といえるでしょう。

知っておきたい習い事にかかる費用相場


習い事にかかる月謝の平均相場は5000~1万5000円です。これ以外にも、各習い事によって初期費用がかかる場合があります。たとえば、スポーツ系の習い事だったら、ユニフォームや競技に必要な道具などをそろえなくてはなりません。英語や幼児教室では、テキスト代や模試代がかかります。このほかにも、送迎がある習い事の場合は送迎代、発表会などがあれば、その費用が必要になることがあります。ただし、習い事の種類や頻度によって差があるため、詳しい費用については習わせたい教室に直接聞いてみるのがよいでしょう。 また、かかる総費用はいつまで習わせたいかによっても変わってきます。習い事は、いつかは辞めるときが来るものです。年齢が上がるにつれ費用が高くなる場合がありますし、ユニフォームなどがある場合は、成長につれて買い替えも必要となります。小学校に上がるとき、コンクールで賞をとったときなど、辞めどきは人それぞれです。なかには、習い事から仕事につながったなど、長いスパンで続けていく習い事もあるでしょう。どういった時期になったら辞めるのかを考えておくと、総額でどれくらいの費用がかかるのか想像しやすくなります。

習い事の頻度や数はどのくらいがいいの?


幼稚園児にとっては、大人が当たり前だと思っていることでも、さまざまなことが未知の体験です。そのため、外遊びや家での手伝いなど、日常の体験をすることも、子どもにとっては大切な時間となることを忘れてはなりません。ですので、1週間習い事に通いづめにするのはおすすめできません。毎日続けての習い事だと教室に通うだけで疲れてしまいますし、ひとつひとつの習い事に対しても身が入らなくなるおそれがあります。また、送迎する親御さんの負担にもなります。親子共倒れしてしまっては、せっかく通わせている習い事がもったいない話です。 子どもの体力や経済面から習い事の頻度や回数について考えると、週に2種類くらいの習い事をさせている家庭が多いようです。週に2種類程度なら、十分家族だんらんを過ごす時間がとれますし、習い事以外のことにも時間を割くことができます。ただ、個人差があるため、子どもの様子を見ながら決めるのが一番です。運動系からひとつ、文化系からひとつなど、無理なくバランスのとれた習い事ライフを送らせましょう。

幼稚園児の習い事を選ぶときにチェックしておきたいこと


幼稚園児の習い事を選ぶときには、あらかじめいくつかの項目についてチェックしておきましょう。 1つ目は、親御さんがやらせたいものを押し付けていないかどうかです。習い事を習わせるなかには、子どものときサッカー選手になりたかったから、ゆくゆくは学者になってほしいなど、自分の夢を子どもに押し付けているケースもあるかもしれません。しかし、押し付けられた子どもにとってはいい迷惑です。子どもは親の夢を叶えるための道具ではありません。まずは、子ども自体が習い事に興味があるのかどうか、しっかりと見極めてあげましょう。ここの判断を誤り興味がない習い事を習わせたとしても、いずれ飽きてしまって辞めてしまうのが関の山です。 2つ目は、無理なく通える距離に習い事の教室があるかどうかです。いくら通わせたい習い事があるとしても、あまりにも遠い場所にあるのでは、通うのが負担になってしまいます。たとえ送迎があったとしても、子どもの体力との兼ね合いで決めたいところです。特に、送迎のない教室では、送り迎えをするのが親御さんの務めになります。毎回車で1時間というのでは、交通費も馬鹿になりません。そのため、送迎する親御さんの負担がどの程度のものかも考えて決めるとよいでしょう。 3つ目は、費用は予算内かどうかです。あれもこれも習わせたいと思っても、それぞれの家庭で習い事にかけられる予算には限度があります。それをオーバーして家計が苦しいなか習い事をさせるというのでは、他の家族に迷惑がかかってしまいます。習わせたい習い事が適正な予算の範囲内であるかどうかも、親御さんは考えて選ばなければならないでしょう。

習い事を楽しく続けられることが大切


習い事をはじめたとしても、子どもがいやいやながら通っていたり、楽しめずにすぐやめてしまったりしてはもったいない話です。習い事は、うまく活用すれば子どもの能力を伸ばし、興味を持って通わせられるものです。子どもにある程度習い事を続けてもらいたいのであれば、習い事をはじめる前に資料請求や見学、体験などの制度を上手に利用しましょう。初回は無料体験の教室などもありますので、うまく活用できると失敗を防げます。事前に親子で体験したうえで、子どもの習い事を決めるのがおすすめです。そうすれば、楽しく習い事を続けられ、子どもの能力を伸ばすことができるでしょう。