初心者が始めやすいK POPダンス
K POPダンスとは

K-POPとはコリアンポップス、つまり、韓国の大衆音楽のことを言います。
韓流ブームは日本の文化に根付いていて、K-POPダンスは、思わず真似したくなる振付やキャッチーな楽曲が特徴です。
ETCのK-POPレッスンでは、基本的に1か月計4回のレッスンで1曲の振付が完成していきます。
毎月、実施店舗にて、その月に行う楽曲を貼り出しているので、是非チェックしてみてください。
K POPダンスはいつ生まれた?
歴史や豆知識を紹介

2003年頃に韓流ドラマが日本で流行したのをきっかけに、韓国の様々なドラマや俳優、アイドル、歌手が次々と爆発的な人気となり、第一次韓流ブームが訪れます。この時は中高年を中心に広がっていた韓流ブームですが、2010年頃になると若者を中心に韓流アイドルが大人気となり、幅広い層で韓流ブームが起こります。ちょうどこの頃にできたのが、K
POPという言葉です。日本のポップソングをJ POPと呼んでいたのと同じように、韓国のポップソングをK
POPと呼ぶようになったのです。
KARAや東方神起、Twiceなどの韓流アイドルグループは、それまではあまり見られなかった、特徴的なダンスを踊っていました。それをK
POPダンスと呼ぶようになり、日本を中心にタイやシンガポールなどアジアを中心に大流行します。K POPダンスは韓国で生まれた言葉ではなく、日本など他の国で流行した時に、海外プロモーションのために生み出された言葉です。
初心者が知っておきたい
K POPダンスの種類

K POPダンスはK POPの音楽に合わせて踊るダンスで、ダンスのジャンルに明確な定義があるわけではありません。ヒップホップやジャズなど様々なジャンルのダンスが取り入れられていますが、男性と女性で若干ダンスの種類に違いがあります。では、ボーイズKPOPダンスとガールズKPOPダンスで、どのような違いがあるのかを詳しく見ていきましょう。
ボーイズKPOPダンス
ボーイズKPOPダンスのベースになっているのがヒップホップダンスです。そこに様々なジャンルを取り入れ、進化させたダンスを多くの韓国男性グループが踊っています。スピード感のある曲に合わせ一糸乱れぬシンクロダンスを踊ったり、クランプやシェイクなど高度な技術を用いたダンスをしたり、ヒップホップダンスを進化、派生させたものがボーイズKPOPダンスと言えるでしょう。ゆったりしたダンスもありますが、スーピーディーでビートの効いた曲に合わせ、力強いダンスを踊ることが多いです。スタイリッシュで力強いヒップホップダンスをメインに、ユニークさを組み合わせ、よりポップなダンスにしているというのがボーイズKPOPダンスの特徴です。
ガールズKPOPダンス
ガールズKPOPダンスは、ボーイズKPOPダンスに比べると明るくポップな曲に合わせて踊られることが多いです。人気の女性KPOPアイドルも、可愛らしい動きのダンスによく合うキュートでポップな楽曲を歌っています。ダンスのベースになっているのはガールズヒップホップです。女性ならではのしなやかな動きを活かしたダンスで、ボディーウェーブや腰振りなど、セクシーな振り付けが多く取り入れられています。
ジャズダンスやチアダンスの要素もあり、複雑なフォーメーションを行うダンスも多いです。韓国の女性アイドルはモデルのような美しいスタイルの人が多く、それを活かしたポージングも魅力の1つです。曲の世界観に合わせたポーズが注目を集め、SNSや動画サイトなどで真似されることもよくあります。多くの人が真似したくなる、キャッチーでキュートなポージングや振り付けが多いのもガールズKPOPダンスの特徴でしょう。
初心者が理解したい
K POPダンスの特徴

ヒップホップダンスがベースになっているKPOPダンスですが、KPOPミュージックで踊るという以外に細かな決まりはなく、非常に自由度が高いというのが特徴の1つです。シェイクやシャッフルなどの本格的なダンススキルを取り入れたものから、初心者でも簡単にできるポージングなどを取り入れたダンスも多く、誰でも気軽に始めることができます。人気が高まっているということで、KPOPダンスを専門に教えるダンススクールも多くなっています。20代の若い世代はもちろん、子供や50代以上の方まで幅広い層に人気が広がっているジャンルです。
ダイエット効果が期待できるということでも、KPOPダンスは人気になっています。腰を振るなど腰回りを使う振り付けが多いのもKPOPダンスの特徴で、ウェストを細くするなどダイエット効果が期待できるとも言われています。KPOPミュージックに合わせて踊るということで、ダンスに興味がなかったけれども、KPOPが好きになってダンスを始めるケースが多いのも特徴です。韓国好きから始まり、韓流アイドルに興味を持って自分も踊ってみたいと思った人が、KPOPダンスを始めるケースも珍しくありません。ダンスを楽しむだけではなく、音楽や韓流アイドルなど韓国の様々な文化を楽しめるのもKPOPダンスの魅力でしょう。
初心者ができるようになりたい
K POPダンスの技

ホップダンスの基本技ヒット
ヒットは、筋肉を弾くという意味を持つ、K POPダンスでもよく使われる技です。リラックスした状態から一気に筋肉に力を入れ、すぐに力を抜くと筋肉が弾けているように見えます。これを繰り返すのがヒットで、ポップダンスの基本技になります。腕、首、胸、足など様々な部位を使って行われる、KPOPダンスでも重要なスキルです。ヒットは普段あまり使わない筋肉を使う技のため、最初は上手くできない方も多いでしょう。しかし、ポップダンスの様々な技のつなぎになるヒットを身につけることは、KPOPダンスを始めるために欠かせません。力を入れることだけに集中すると力みすぎてしまうため、まずは筋肉の動きを0の状態にできるようにリラックスすることから始めましょう。
体を波打たせるウェーブ
体が波打っているような表現をするのがウェーブと言われる技です。様々な種類がありますが、KPOPダンスでよく使われるのがハンドウェーブとボディーウェーブです。右手もしくは左手の先から波を作り、体を通って逆の手まで波を通していきます。動き自体は単純ですが、最初はなかなか綺麗なウェーブを作るのが難しいでしょう。慣れないうちは各ポイントに分けて、1つ1つ丁寧に動きを体に馴染ませていくことが大切です。
ボディーウェーブは、下半身から上半身にかけて波を通す技です。手と体両方に波を通すハンドウェーブより簡単な構成ですが、普段はやらない体の動かし方をするためするため、慣れるまでに時間がかかります。どの部分の筋肉を使うのか意識しながら、ゆっくりとした動きで練習をしましょう。
各部位を回すロール
首や胸、足などを回すのがロールのテクニックです。アイソレーションと似ていますが、複数の部位を同時に動かすアイソレーションとは違い、ロールは1つの部位を動かすことを意識して行います。首のロールは、前後左右にポイントを分けて練習するとよいでしょう。前後左右それぞれのポイントを通過するように首を回せば、綺麗なロールになります。KPOPダンスは腰のロールを使うことが多いため、練習しておくとよいでしょう。腰は慣れるまでスムーズに動かすのが難しいです。首と同じように前後左右に通過点を作り、それぞれのポイントをスムーズに通過できるように意識しながら練習してみてください。膝のロールは片膝だけを回すシングルと、両膝を回すダブルがあります。
初心者でも気軽に始められる
K
POPダンスにチャレンジしよう!

K POPダンスは、ダンスの中でも初心者でも始めやすいジャンルの1つです。韓流アイドルやK POPが好きでダンスを始める方も多く、性別や年齢を問わず多くの人が楽しんでいます。特に決まったルールはなく、K POPに合わせて踊ればそれがK POPダンスになります。ダンス好きな方はもちろん、韓流好きな人も気軽にチャレンジしてみてはどうでしょうか。